★IN THE NAME OF STRUMMER ROCK

12月22日である。
ジョーの命日……。
東京は朝から天気が悪く寒さがこたえる。
久々の雨がクリスマス前の街並を濡らし、今朝は、なんとなく「LONDON CALLING」が聴きたくなった。
霧雨、テムズ河、黒いコート……。雨が、あのPVのイメージや映像をオーバーラップさせたのであろうか……。

2003年以来、毎年この日は"SPIRITS OF JOE STRUMMER CONTINUE"と題して、下北沢シェルターの場を借りて企画GIGをしてきた。俺達なりのケジメのつけ方として、ストラマーズがPLAYするCLASHナンバーをセットリストのメインに持ってきて、まさに追悼LIVEというやり方をしてきたはずだ。

「ジョー・ストラマーを忘れないように…」
そんなPUREな気持ちが核だったし、特別な思いもあった。

第6回目となる今年は、命日から10日繰り上げ、渋谷チェルシーホテルにてPLAYした。シフトチェンジした理由に、以前にも文章にしたのだが、今年のシェルターとのスケジュールが折り合いがつかなかったこともあった。
そしてメンバー全員が(当たり前だが)ワーキングクラスで、プライベートでは各々仕事を持っている為、22日当日を調整不可能な者もでたことも事実だった。普通に働いている全ての人達と同じように、年末となるとそれぞれにタイトな日々を過ごしているわけだ。

本当に苦渋の決断でもあった。
フリークス達の思いも感じていたし、何より俺自身の「こだわり」との決着が重要だった。
メンバー間でも、時間をかけて何度も話し合いをした。この先をふまえて、バンドの局面としてシリアスな会話にもなった。
当然、するべき話だったと思う。

結論として"「SPIRITS OF JOE STRUMMER」は続ける。日にちや会場にこだわらずともしても、我々がアウトせずにこの名を貫いて活動していくこと、そのものが最大のトリビュートであると……。ザ・ストラマーズというグループそのものこそが世の中に存在していること、俺達の道を自身で走り続けていくことこそが……。"ある意味では、もう一度バンドをしめ直すポイントになったかもしれない。

思えば、俺達の22年前の'85年結成時、CLASHはパンクシーンから完全に疑問視されていた。そのストーリーからも抹殺(?)されている『CUT THE CRAP』リリース直後の事。
しかし、好きなモノ、フェイバリットな何かを最初に提示したことによって、敵、味方をハッキリさせ、逃げ道を一切持たずに今日までやってきた。
(まぁ、バンド名は当時の俺達の性格以外の何モノでもなかった……それしかないという感じの単純な性分だったと今も思うが…(笑)。)

最近、リアルに感じている事。
ストラマーズはカバーバンドを作る為にスタートしたバンドではないのだ。ルーツを持ちながら、未来に向かう!
それこそがROCK!過去の宝を未来につなぐ!
今も、新しい曲ができる度、俺の心はドキドキしているよ。

15年前、初めてジョーに会った時、死ぬ一年前メスカレロスと共に来日&再会した時も、ジョーはストラマーズのアルバムやグッズを嬉しそうに受け取ってくれた。そして「パンクロッカーは、いい曲を作れ!」と俺に言った。

リアルに言い切る。
ストラマーズの道として、この先ジョーのSPIRITSをCONTINUEしていくことは、結局その言葉につきるんだと思う。
ジョー自身、根っからのバンドマンであり、素晴らしいソングライターだった。そして、最高な声の持ち主だった。でもジョーは、俺に「自分の歌を貫け!」と言っていたような気がする。

12月12日のライブは、オリジナルナンバーをメインにしてPLAYした。それが、今年のフィーリングだった。
カバー・イベントも多い。トリビュート・グッズはこれからも誰かが金に替えていくことだろう。(そんなものは、誰かが勝手にやればいいぜ。)

そして、来年2008年夏に発売予定している俺達の新たなフルアルバムに全てが込められていると宣言しておこう。

ザ・ストラマーズが今最もすべきことは、CLASHのカバーアルバムを作ることではなく、最新型のNewアルバムを作ることだ。

ジョーの命日の今日、シンガーとして俺は思う。

流星的メロディー→IT'S A ROCKIN' WORLD/JOE STRUMMER
ソロワークスの中でも、'98年作のこのロックンロールが聴いていて楽しい感じ。レッチリやレイジのメンバーをバックにこのメジャーkeyでアッパーなフィーリング!良い!

22.Dec. 2007

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