★創造的なヴァイオレンス


森脇美貴夫さんとの出会いは、'88年頃だったと思う。
「Here's The STRUMMERS!」レコーディング前、松尾さんから紹介していただいたと記憶している。

音楽評論家である森脇さんが書かれたライナーノーツには多くの傑作がある。
中でもクラッシュの「パールハーバー'79」のスリリングな文体が、俺達クラッシュフリークの多くで当時から話題になっていたものだった。

DOLLの初代編集長であることは、もちろんだが、スターリンやスタークラブがメジャーシーンに殴りこみ果たす際、プロデューサーとして腕を奮ったという事実が、この国に生きるパンクス達の記憶に焼き尽いていることであろう。

そして、我らがストラマーズの徳間期(メジャー時代)の海外レコーディングには、毎回同行されていた。

LONDON、NEW YORK......。

昨日の事のように、俺は憶えている。
OFFな時間がとれると、一緒に街に繰り出して中古盤巡りをしたのが印象に深い。

先日の電話でも、相変わらず少年のようにウィットに富んだユーモアを交ぜながら森脇さんは饒舌だった。
『岩田クンや渡辺クンとはヴァイブレーションが合うんだよ……』
俺達の事はいつも気に掛けているとのこと…。
尽きる事なく、時間を忘れ長い電話になった。

電話を切りながら、俺はひとつの事を決めていた。
秋に日取りと会場を押さえていたライブのテーマをあらためて即決。
主催は俺達ストラマーズ。
共演は、スタークラブとライダーズ。

9/20、日曜日。
新宿LOFTにて"DOLL IS DEAD..."というイヴェントを開催する。

このタイトルは、翌日もう一度かけた電話の中で森脇さん自身からネーミングしていただいた。

実に、森脇さんらしいとしか言いようがない…。


流星的メロディー→RANCID/LAST ONE TO DIE

27. JUNE 2009


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